この記事は、私が性風俗で働くことになった経緯について書いたものです。
あなたと同じ日常から。 ~性風俗で働く~
ふつうの会社員として働いて数年が経つ。
事務の仕事にも慣れ、時々デスクでコーヒーを飲む余裕も出来たころ。
田舎に移る計画が前倒しになり、ばたばたと引越し準備をはじめることになった。
メンタルは充実しており、我慢しながらもストレスと向き合っていた。
時折「消えたいと」思うことがあったものの、生活に支障があるほどではなかった。
環境が変わる時期だったのだと思う。
きっかけは、お金のこと。
引越しにかかる初期費用の出費や、田舎へ転職したらダウンしてしまった年収。
将来への不安が特に強かった私にとって、出費を埋めるための副業をはじめることは絶対条件だった。
お昼休みの決断 ~性風俗という選択肢~
きっかけは「つらくても短期間でしっかり稼げそう」という性風俗のイメージ。
スマホで「風俗 求人 ○○(地名)」と検索したのは、事務職のお昼休みのこと。
サイトの一番上にでてきたお店に、その場で応募のメールを送った。
ほかの候補が無かった訳ではない。飲食店や、レジ品出しなど。
しかし、お金に対する不安が夜の仕事を美化した。
もちろん迷いもあった。
知らない人の性欲を、体で満たす。
性風俗には、嫌悪感もネガティブイメージもあった。
恋人や家族友人が迷うなら、絶対に、そして全力で止めるだろう。
それでも飛び込んだ理由は、意外にも「知りたい」と思う気持ちだった。
下がった年収のために… ~応募・選考~
「応募で落ちてくれないかな」という期待をよそに、選考は通過して面接の日程が決まった。
体を晒してお仕事をしていくことに、怖さはあった。
その一方で「なんとかやっていけるだろう」と楽観視もしていた。
面接担当者との事前の電話。
出勤時間や本数は自由で、アリバイ対策もしてくれるお店だとのこと。
淡々と語る口調が、少し怖かった。
「下がってしまった年収の分だけは頑張ろう」と自分を決めて、面接へ向かった。
はじめてのお客さん ~面接・講習・入店~
面接のあとに、すぐ講習があり入店が決まった。
初めての出勤は、その夜。
薄暗く、怖気づいてしまうような空気感。
息が詰まりうまく会話ができなかったのを今でも思い出す。
時間が経つにつれお仕事には慣れていき、ガチガチに緊張することもなくなった。
出勤日が少ないため、お客さんはほとんどリピート。
それでも、新規のお客さんとはじめてお会いするときは緊張で吐きそうになっていた。
あのときの私へ ~拝啓このブログ~
当時の自分に「ストレスで稼いだお金はストレス発散に消えるよ」と教えたい。
お金が入ると、家族を焼肉に連れて行っていた。
自分へのご褒美に服を買ったりした。
そうしないと、メンタルが持たなかった。
このバランスが、心を削って働くうえでの難しさだと今となっては思う。
夜職で「楽しかった」と思う瞬間がなかったわけではない。
素敵なお客さんが、デートコースで見晴らしの良いカフェやご飯に連れていってくれたことはいい思い出なのだ。
それでも、お泊りコースで結婚を迫ってくるような痛客が続くと幸せな記憶は溶け、消えたくなった。
心をすり減らして、家族や自分にお金を使う。
この決断で、生活は豊かにはならなかった。
🌙 静かな相談室
夜の仕事、働き方、心の消耗、言葉の整理。
静かに話を聴いています。

